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初めて引越しする場合、どこまで梱包すればいいのか悩んでしまう思います。
実は靴やハンガーに掛けてある洋服は梱包不要です。ただでさえ引越しは手続きや荷造りでやることが多いので時間を有効に使わないといくらあっても足りません。今回は9つの引越し業者を元に貸し出してくれる便利グッズをまとめてみました。ただし、業者によって取り扱いが異なりますので必ず引越し業者に確認するようにお願いいたします。
梱包に困る靴(シューズ)、スニーカー、ブーツ
靴やブーツは梱包するにもかさばりやすく、全部梱包していたらどんどんダンボールが積み上がってしまいます。しかも靴底は汚れているので、うまく梱包しないと中で擦れて汚れてしまいます。だからこそ、シューズボックスを活用してください。
シューズボックス
靴専用箱でそのまま靴を入れるだけ。梱包不要で型崩れの心配もありません。引越し当日に引越し業者が持ってきてそのまま入れてくれます。入れるのは引越し当日なので日常的に履いている靴はギリギリまで履くことができます。
シューズボックスの対応可能業者
- サカイ引越センター
- 日本通運/日通
- ハトのマークの引越センター
シューズボックスの注意点
業者によって貸してくれる数が異なります。
ロングブーツや大きい靴は、高さ長さによってシューズボックスに入りきらない可能性あります(仕切りを外し対応可能業者もあり)。事前に靴も確認してもらい、シューズボックスに入れるものと梱包しないといけないものは確認しておきましょう。
引越しプランによっては使用できたり、引越し業者によってはオプションの場合があるのでこちらも見積もりのときに要確認です!
靴を梱包する時の3つの注意点
靴についている汚れは事前に落としておく
シューズボックスを使う場合でも、そのままダンボールに詰めるときには必ず汚れを落としておきましょう。汚れたまま入れてしまうと配送中に揺れて落ちた土がキレイな靴にも付いてしまい汚れてしまいます。汚れた靴だけを袋に入れても、中で土が落ちてキレイな部分に汚れがついてしまうこともあるので、なるべくキレイな状態で梱包することをオススメします。
靴の型崩れに注意
ロングブーツがシューズボックスに入らない、シューズボックスだけには全ての靴が入りきらなかった場合はダンボールに詰めて運びます。
そのときに誤った梱包をすると靴が型崩れしてしまうので注意が必要です。一番はシューキーパーを使用するのがいいですが、ない場合は靴の中とその周囲に新聞紙や紙を緩衝材代わりに詰めるのがオススメです。何足もダンボールに詰めていくと一番下に荷重がかかり型崩れしてしまうので、緩衝材があると型崩れしにくくなります。また、荷解きが遅れると時期によってはカビが生えてしまいます。緩衝材があることで湿気を吸ってくれるのでカビが生えにくくなります。出にくくなるだけなので、早めに荷解きすることをオススメします。
ブーツや革靴などのレザー製品は色移りに注意
特にエナメルやガラスレザーは色移りしやすいので注意が必要です。緩衝材に新聞紙といいましたが、インクが色移りする可能性があります。靴の中や色の濃いレザーなどは大丈夫ですが、淡色や派手なカラーの靴は包装紙やプチプチで包んでおくほうが安心です。
衣類、洋服
クローゼットや押し入れは、住居年数が長いほど洋服が溜まります。定期的に捨ててる方もいらっしゃいましたが、大体の方はクローゼットの中に大量に洋服が掛かってました。
ハンガーに掛かったまま梱包すると段ボールがいくらあっても足りません。でも、移動だけのためにハンガーから外して、引越し先に着いたらまた付けるのも面倒ですよね。
ハンガーボックス/ケース
ボックスのような形をしていて、クローゼットのように扉と中に棒が付いています。ハンガーに掛けてある状態でそのまま洋服を入れることができるので梱包の手間が省けます。
ハンガーボックスの対応可能業者
- サカイ引越センター
- 日本通運/日通
- ヤマトホームコンビニエンス株式会社/ヤマト
- アリさんマークの引越社
- ハート引越センター
- アーク引越センター
- ファミリー引越センター
- ハトのマークの引越センター
ハンガーボックスの注意点
業者によって貸してくれる数が異なります。ダウンジャケットやコートなどの厚手の服で使用するとすぐいっぱいになってしまいます。引越し業者によっては使えないプランもあったり、料金が発生することもあるようなので見積もり時に要確認!
タンス/整理タンス/和タンス/衣装ケース/プラスチックケース
タンスや衣装ケースは、中の洋服を出す必要はなくそのまま運んでもらえます。中身そのままであれば助かりますよね。
タンス対応可能業者
- サカイ引越センター
- アート引越センター
- 日本通運/日通
- アリさんマークの引越社
- ハート引越センター
- アーク引越センター
- ファミリー引越センター
- ハトのマークの引越センター
タンスをそのまま運んでもらう時の注意点
- 一部のものしか対応できない業者あり(衣装ケースだけならOKなど)
- 家具の状態によってはNG(破損する可能性があるため)
- 中身の量や重量によってはNG(家具が歪む可能性あり)
- 中に割れ物や小物、液体はNG(家具の内側を傷つけたり紛失、液体が漏れる可能性あり)
- 搬出・搬入の条件(幅)によってはNG(家具を傾けたりする可能性あり)
- 着物や和服NG(専用ダンボールを持っているが、料金が発生する)
食器
食器は割れ物なのでどう梱包するのが一番良いのかわかりにくいですよね。食器は中にスポンジのついた専用のケースがあります。高価なお皿や陶器があればこちらを是非活用してください。
食器専用箱
そのまま入れるだけなので簡単です。割れることを気にしなくてすむので、ストレスなく梱包が行えます。
食器専用箱の対応可能業者
- アート引越センター
- 日本通運/日通
- ハトのマークの引越センター
食器専用箱の注意点
- 業者によって貸してくれる数が異なる
- 特殊な食器(サイズの大きさ)は入らない
梱包は手間なのでどんどん活用を
今回9つの引越し業者をもとに便利グッズを紹介しましたが、項目ごとに対応できる業者とできない業者があります。見積もりにきたときに担当者にあるものと無いものを確認しておきましょう。
また、洋服が多い人はハンガーボックスが使えるか。靴が多い人はシューズボックスをどれだけ使えるかを基準に引越し業者を選定してもいいかもしれません。