大型家具家電のみの引っ越しは安い!?おすすめしない理由を元引越し営業が解説!

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大型家具家電のみの引っ越しは安い!?おすすめしない理由を元引越し営業が解説!
  • 冷蔵庫と洗濯機だけなら引っ越し代って安いのかな?
  • 引越し費用を抑えたいから、大型家具家電だけお願いしたい・・・
  • 家具家電だけと全部運ぶのどっちが安いか教えて!

大物家具家電のみの引っ越しはおすすめしません。引っ越し費用はそれほど変わらないのに、手間が多いからです。

この記事では、大型家具家電の引越し費用の例と格安で引越しを行う方法を解説します。記事の内容を実践すれば、一番コスパよく引越しできます。

引っ越し営業時代に、家具家電のみの引っ越しで後悔している方は多かったです。差額以上に手間が軽減できるので、全部の荷物を運んでもらいましょう。

通常プランと大型家具家電のみの引っ越し料金比較

引用元:アート引越センター

アート引越センターの「単身引越スイスイ」で見積もりシミュレーションをしました。

比較しやすくするための条件

・通常引っ越しはトラックに満載

・一人では運べない「冷蔵庫と洗濯機」のみで算出

家具家電のみの引っ越しでは、料金の差が出やすいように「冷蔵庫と洗濯機」のみとしました。ベッドやテレビ、棚を加えるともっと費用があがります。

通常プランと大物家具家電のみ引っ越しの比較結果

引用元:アート引越センター
引越し料金比較表通常家具家電のみ家具家電+自家用車家具家電+レンタカー家具家電+宅配便
引越し料金35,640円16,500円16,500円16,500円16,500円
その他費用なしなし2,000円
自家用車のガソリン代

8,000円
軽トラ12時間レンタル+
ガソリン代込み

27,750円
宅配便の送料
(140サイズ/15箱)
合計35,640円16,500円18,500円24,500円44,250円

家具家電のみの引っ越しは、残りの荷物をすべて自分で運ぶ必要があります。追加でレンタカー代や宅配便の送料が掛かります。

家具家電の引っ越しが最安値だが、残った荷物を運ぶ必要あり

先ほどの結果をもとに、通常プランと家具家電だけの引っ越し料金を比較してみました。

引越し料金比較表通常家具家電
引越し料金35,640円16,500円
その他費用なしなし
合計35,640円16,500円

金額だけ見ると約19,000円の差があります。金額の差はありますが、残った荷物は自分で運ぶ必要があります。

自家用車、レンタカー、宅配便との併用とも比較

引越し料金比較表冷蔵庫と洗濯機自家用車

冷蔵庫と洗濯機
レンタカー

冷蔵庫と洗濯機
宅配便

冷蔵庫と洗濯機
引越し料金16,500円16,500円16,500円16,500円
その他費用なし2,000円
自家用車のガソリン代

8,000円
軽トラ12時間レンタル+
ガソリン代込み

27,750円
宅配便の送料
(140サイズ/15箱)
合計16,500円18,500円24,500円44,250円

自家用車、レンタカー、宅配便との併用も比較してみます。

「家具家電+自家用車」なら通常と約17,000円の差額なので家具家電のみの引っ越しもアリです。レンタカーや宅配便と併用するなら通常プランをオススメします。

家具家電のみで依頼すると個数が増えるごとに値段があがり、通常プランとほぼ変わらなくなります。反対に通常プランは満載にしているので、荷物が減ればもっと安くなります。

家具家電のみの引っ越しは車必須

家具家電のみの引っ越しは、自分で車を持ってないと費用は抑えられません。送料やレンタカー代が別で掛かるからです。

引越し料金以外に掛かる費用

自分で運ぶ荷物が増えると資材費も掛かります。個人ごとに違うので比較表には含めていません。

ダンボール
引越し業者と契約するときにもらえますが、荷物が多いと自分で購入する必要があります。
エアキャップ(プチプチ)
箱に入れにくいものや入らないものを梱包するのに使用。

大物家具家電のみの引っ越しをおすすめしない3つの理由

引っ越し営業歴10年ですが、大物家具家電のみの引っ越しを希望されるお客さんは止めていました。理由は下記の3つです。

  • 引っ越し費用が安くならない
  • 残りの荷物を運ぶ手間がある
  • 引っ越しの時間が掛かる

引っ越し費用が安くならない

引っ越し費用は、下記の5つで構成されています。

  • トラックの台数
  • トラックの大きさ
  • スタッフの人件費
  • 移動距離
  • オプション

家具家電だけ運んでも、積み込み時間しか変わらないのであまり安くなりません。「スタッフの人件費」以外は通常プランと同じだからです。

また、大型家具家電は二人で運ぶ必要があり、必要人数も変わりません。積み込み時間しか短くならないので、引っ越し費用が安くなりにくいです。

残りの荷物を運ぶ手間がある

大物の家具家電のみ運んでもらっても、残りの荷物は自分で運ぶ必要があります。あまり安くなっていないのに、荷物を移動させるだけで1日が終わってしまいます。

車が無い場合は、レンタカーや宅急便で運びます。追加でお金が掛かるので、総額も高くなってしまいます。

引っ越しの時間が掛かる

自分の車で運ぶ方もいますが、引っ越し先が遠いと時間が掛かりすぎてしまいます。近い場合でも、荷物を運んでいるうちに1日が終わって、荷ほどきの時間が取れません。

引っ越し業者なら近場の引っ越しは半日もかかりません。空いた時間で荷ほどきも可能です。

大型家具家電のみの引っ越しで得する人5選

下記の条件に3つ以上当てはまれば、お得に引越しできます。

できる限り引越し費用を抑えたい
引越しはお金を掛けるか、時間を掛けるかです。時間をかけて費用を抑えたいならおすすめです。
引っ越し先が近い
ちょっとした合間に進められます。時間もガソリン代もほとんどかかりません。
時間がある
時間があるし自分でやることが面倒くさくなければおすすめです。
荷物が少ない
荷物が少なければ簡単に引越しが終わります。ダンボールの数が少なければ宅配便の送料も抑えられます。
車を持っている
車を持っているなら、ガソリン代と手間だけです。場所によっては駐車場代も掛かります。

大型家具家電のみ引っ越しで損する人4選

一つでも当てはまるなら、通常のプランでの引越しをオススメします。

できるだけ作業したくない
作業するならお金払ってやってもらいたい方は通常引越しのプランで依頼しましょう。
引っ越し先が遠い
引っ越し先が遠いと自分で運ぶほうが高いです。通常の引越し費用より宅配便の送料のほうが掛かります。
時間がない
トラックより運べる量が少なく、何度も往復し時間が掛かります。荷造り荷解きの時間も考えておかないと期日までに間に合わなくなります。
荷物が多い
荷物が多い場合も何度も往復する必要があります。ガソリン代も時間がかかるので、通常引越しのほうが手間が少なく安いです。

引っ越し料金を安くする5つの方法

引越し料金を安くする方法は以下の3つです。

  • 荷物を減らす
  • 積み切りプランを使う
  • 混載便プランを使う
  • 閑散期に引っ越す
  • 相見積もりを行う

荷物を減らす

荷物が減ると、作業時間も短縮できるので料金を抑えられます。

作業時間が短縮できる
荷物の搬送時間が短縮できます。
小さいトラックで運べる
荷物の量が減らせれば、小さいトラックで運べるようになります。

積み切りプランを使う

引っ越し費用を抑えたいなら、積み切りプランもおすすめです。

積み切りプランとは?

全ての荷物を運ぶのに4トン車が必要なところ、2トン車で積めるだけ積むプランです。優先的に大型の家具家電を積んでいき、残った荷物を自身で運びます。

自家用車があれば残りの荷物を自分で運べるので、引っ越し費用を抑えられます。

訪問見積もりで確認してもらうのがおすすめ

正確に荷物を把握するために、できる限り訪問見積もりにしましょう。見積もり担当者に聞けば、どのくらい荷物が残りそうか教えてくれます。

メリット
・料金を抑えられる
デメリット
・残った荷物は自分で運ぶ

混載便プランを使う

引っ越し費用を抑えるのに、混載便のプランもおすすめです。

混載便、合積み便とは?

1台のトラックに複数のお客さんの荷物を一緒に載せて運ぶプランです。大型家具家電のほかにもう少しだけ荷物を運んでほしい場合は混載便や合積み便もオススメです。

引っ越しの期日までに余裕がある方向けです。

メリット
・引っ越し料金が安い
・距離が遠いほど料金が安い
デメリット
・細かい時間指定ができない
・荷物が多いと通常の引っ越しより高くなる
・到着までに日数がかかる

遠方への引っ越しの場合、特に料金を抑えられます。

閑散期に引っ越す

引っ越し業者の暇な日に合わせることで、料金を抑えられます。

メリット
・料金が抑えられる
デメリット
・希望の日程で引っ越しができない

安くするポイント

見積もりのときに、「〇日までに引っ越せればいいので、一番安くしてください」と伝えるだけでOKです。

相見積もりを行う

引っ越し料金を抑えるために、相見積もりは必須です。3社以上競合させ、値下げを引き出しましょう。

相見積もりとは?

複数の引っ越し業者の見積もりや、サービスを比べることです。価格競争が起きるので、引越し費用の値下げ交渉には欠かせません。

引越し業者へ見積もりを依頼すると、「他はどこに依頼したか」「他社はいくらか?」と聞かれます。駆け引きせずに正直に答えて大丈夫です。

相見積もりのポイント

ウリや強みが同じ会社で比較しましょう。品質重視の会社同士、価格重視の会社同士で必ず比べましょう。

品質重視とは?
大手の引越し業者に多い。従業員の研修を積極的に行い、丁寧に運ぶことに力を入れている。事故や破損の時の保障も手厚い。
値段重視とは?
地域密着の中小企業の引越し業者に多い。安く運ぶことに力を入れ、条件次第では大手の半額で引越し可能。

ウリが違う引っ越し業者で比較すると?

品質重視と価格重視で比較しても、品質重視の会社は太刀打ちできません。すぐに引いてしまうので、価格競争が起きにくくなります。

一括見積もりサイトを活用する

一括見積もりサイトがおすすめの理由は下記の3つです。

一回で複数の会社へ見積もり依頼
希望の日程、住所、運びたい荷物を一度入力するだけで、複数の引っ越し業者に依頼可能。
自動的に相見積もり
一括見積もりサイトからとわかっているので、コミュニケーションが苦手でも競った見積もりになります。
希望通りの会社がみつかる
日本全国の大手~地場の引っ越し業者が登録しているので、必ず希望通りの会社がみつかります。

一括見積もりサイトとは?

現住所と引越し先、希望の日時、荷物量を一度入力するだけで、複数の業者の見積りがもらえるサイトです。自動的に相見積もりとなり、値下げ交渉が苦手な方にオススメです。

一括見積もりサイトのデメリットは、一斉に電話がくることです。

そこで当サイトでは、「ゆっくり考えたい方」「電話が苦手な方」向けにメールだけでやり取り可能な一括見積もりサイト「SUUMO」と、登録業者数No.1の「引越し侍」をおすすめしています。

おすすめの引っ越し一括見積もりサイト2選

一括見積もりサイトには、特色があります。おすすめの2つを以下で紹介するので、あなたに合うものを是非ご活用ください。

  • メールで見積もり可能な一括見積もりサイト「SUUMO」
  • 引っ越し業者が多く見つかる「引越し侍」

メールで見積もり可能な一括見積もりサイト「SUUMO」

電話連絡が手間、直接交渉するのが苦手なら、「SUUMO」の利用がオススメです。利用するメリットは以下の3つです。

  • 電話番号の入力不要
  • スマホで見積もりが完了する
  • 一度に複数業者の見積り可能

電話番号の入力不要

SUUMOは一括見積もりサイトの中で唯一の電話番号の入力不要です。一括見積もりサイトでデメリットである「登録した瞬間に電話が鳴りやまない」というのはありません。

メールで全てやり取り可能可能なので、直接電話するのが苦手、ゆっくり比較検討したい方にはおすすめ

スマホで見積もりが完了する

見積もりに必要な情報は下記の4つだけ。スマホだけで簡単にできます。

  • メールアドレス(電話番号の入力は任意)
  • 引越しの日時
  • 現在と新居の住所
  • 運ぶ荷物

4つを入力すると「対応可能業者の一覧」が表示されます。気になる業者だけにチェックを入れて見積もり依頼が可能。

一度の入力で大手~地元の企業まで問い合わせ可能

1度必要事項を入力するだけで、大手から地元の企業まであなたの条件に対応可能な引越し業者がみつかります。

自分で探すと、各社のHPから見積もり依頼をして必要事項を入力します。10社から見積もりが取りたいなら10社分行う必要があります。一括見積もりサイトを使うだけで、「業者探し業者選び」が簡単です。

自分のペースで進められるのはココだけ!

引っ越し業者が多く見つかる「引越し侍」

多く見つけたいなら引越し侍

対応できる引っ越し業者をたくさん見つけたいなら「引越し侍」がおすすめです。

  • 提携業者数No.1の347社
  • 口コミと概算見積もりが事前に確認できる
  • 見積もりは気になる業者だけに依頼可能

提携業者数No.1の347社

引越し侍と提携しているのは347社と、一括見積もりサイトで最多。希望の日程で対応できる業者を多く探せます。

日程に余裕がないほど対応できる業者も減りますが、ほぼ希望の日程で引っ越し業者がみつかります。

対応できる業者が多いのもポイント

対応できる業者が多いほど、契約獲得を競うので引っ越し費用も下がりやすいです。

口コミと概算見積もりが事前に確認できる

引越し侍は、住所と日程、荷物の入力で、対応できる引越し業者がわかります。口コミと概算の引っ越し費用を見て、気になる業者へ正式な見積もりの依頼が可能。

見積もりは気になる業者だけに依頼可能

口コミと概算費用を見て、気になるところだけに依頼可能。

一括見積もりにありがちな、「一斉電話」の数が減らせます。かかってくる電話も「自分が気になったところ」だけなのもポイントです。

多くの引っ越し業者を見つけるならココ

一括見積もりサイトを比較するなら

車を持っていないなら家具家電のみの引っ越しはおすすめできない

家具家電のみの引っ越しで得する人は以下の条件が3つ以上当てはまる人です。

できる限り引越し費用を抑えたい
引越しはお金を掛けるか、時間を掛けるかです。時間をかけて費用を抑えたいならおすすめです。
引っ越し先が近い
ちょっとした合間に進められます。時間もガソリン代もほとんどかかりません。
時間がある
時間があるし自分でやることが面倒くさくなければおすすめです。
荷物が少ない
荷物が少なければ簡単に引越しが終わります。ダンボールの数が少なければ宅配便の送料も抑えられます。
車を持っている
車を持っているなら、ガソリン代と手間だけです。場所によっては駐車場代も掛かります。

相見積もりは必須

家具家電のみの引っ越しでも、相見積もりは必ず行ってください。各社でプランあるものの、相見積もりになると料金を競うからです。

積み切りプランや混載プランでも同様です。プランが無い引っ越し業者でも同様の条件で対応可能なので、相見積もりは必ず行いましょう。

自分のペースで進められるのはココだけ!

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